お知らせ

#お知らせ

タミルナド州首相にお会いしました。

スマトラ沖地震・津波の被害を経験したタミルナド州。

特に人が多く集まる州都・チェンナイは大きな被害を受けました。

タミルナド州についてさらに深く知るために、JETROさん主宰のタミルナド州首相講演会・交流会に参加させていただきました。

スマトラ沖地震の被害

ベンガル湾に面しているタミルナド州は、地震が頻繁に起こるスマトラ島沖に含まれます。「スマトラ沖地震・津波」と聞いて思い起こされるのは2004年に起こったマグニチュード9.1の大地震ですが、その後も頻繁に地震が起こっており、水害を経験しています。最近ですと2016年にマグニチュード7.9の地震があり、いつまた大きな津波被害があってもおかしくないエリアです。

「インドで水難訓練」というと必ず上がる地名がチェンナイです。
2004年の傷がまだ癒えず、毎年12月26日には津波で亡くなった方々のための追悼が行われています。

タミルナドの人々の考えや想いを知るべく、今回のイベントに参加させていただきました。

タミルナド州と日本企業の関わり

日本企業が多数進出しているインド。中でもタミルナド州との関わりは深く、日産、東芝、コマツ、ヤマハ、パナソニックなど、多くの日本企業がタミルナド州に拠点を置いています。特に素晴らしい点だと思ったのが、インドで最も女性の労働力人口が多いのがタミルナド州だそうです。文化的に女性の労働進出が難しい側面があるインド。しかし、タミルナド州では改善を心がけており、多くの女性が、日本企業を含む会社で働いておられるそうです。

州首相含め、パネルでお話されていたみなさまのプレゼンテーションは大変勉強になりました。

講演会終了後、タミルナド州首相のM.K. スターリン氏とお話させていただく機会がありました。タミルナド州の経験を元に、水害対策には非常に興味をもっておられました。今後、パワーストロークとしてお力になりたいとお伝えさせていただきました。

充実した時間をありがとうございました。

この記事を共有

お知らせ一覧へ戻る