水難から命を守る着衣泳訓練とは

万が一、水難事故に巻き込まれた時
自分の命を守るための ”着衣泳”

~ 着衣であることのメリットを活かす~

衣服を着たまま水に入ると、たとえ泳ぎに自信のある大人でも、衣服が重くなったり、水の流れに引っ張られます。
そうなると、体の自由が利かなくなり、力を入れれば入れるほど体力を消耗し、パニックになってしまい溺れてしまうことがあります。
着衣泳訓練では、衣服を着たまま上手に泳ぐことではなく、衣服を着たまま、衣服を着ているメリットを活かし、水に入った時の対処法を学ぶことを目的としています。

水難に遭ったとき心がける、やるべき大切4つのPOINT
  • POINT.01 パニックにならず落ち着くこと
  • POINT.02 底の深さを把握すること
  • POINT.03 浮いている物をそっとつかまえること
  • POINT.04 浮きながら待つこと

着衣泳訓練 カリキュラム

Lesson.01

泳げるようになる前から
着衣で水になれる

泳げるようになってからが着衣泳ではありません。
まだ泳ぐことができない子どもも着衣で水に入ります。
この段階では、とにかく水に対する恐怖心をなくすことが大切。
子どもたちが笑顔で取り組めるよう工夫しています。

Lesson.02

着衣でも
ボビングがポイント!

ボビングは水着での練習でも泳げるようになるための第一歩。
着衣でも同じです。
「あれ?服を着てると、思うように飛び上がれない!?」
このことに気づくことが始めの一歩です。

Lesson.03

背浮きに挑戦

先生にぴったり体を添えて首の後ろを支えてもらい、
ぷかぷか浮き。
少しづつ水着と着衣の違いを感覚として身につけていきます。

Lesson.04

着衣でビート版

水着で泳げるようになってくると、着衣でもいろいろ取り組めること
が増えてきます。着衣でビート版もその1つ。
足が思うように動かないと感じることが、
着衣泳を習得するプロセスの1つです。

Lesson.05

ビート版をつかまえろ

落水時に浮く物を見つけてつかまえることは、体力消耗を減らすために
とても重要なポイントです。
でも、慌てている時、パニック状態の時は、つかまえようとすると手か
ら離れてしまいます。
落ち着いて、そっとつかまえれば、簡単につかまえることに気づくこと
が何より大切です。

Lesson.06

浮島に登れ

落水した時、もし登れるところを見つけたら、どんなところでも登るこ
とができるよう訓練します。
水辺では、手が滑ってよじ登るのも大変ですが訓練することでコツをつ
かむことができます。

近況報告

行政機関からのご依頼、大手セキュリティ会社様とのタイアップで
学校や民間スイミングクラブにて着衣泳訓練の実施を行っております。 水難訓練が当たり前にある社会の実現に向けて
パワーストロークは今後も着衣泳訓練の普及に努めて参ります。

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